蒼穹のファフナー 第17話

真矢に言われたことが響いたらしく、一騎と分かり合おうとする総士。だけど総士不器用すぎて一騎からつっこまれるはめに(笑)
ジークフリードシステムによってパイロットとシンクロしている総士は、パイロットの受けた痛みや苦しみを覚えているらしい。そしてその苦痛はフラッシュバックする時があるので、それを薬で抑えているとの事。
たぶん総士は、それを甘んじて受け入れているのだろう。友を死地に送る代償として・・・
ファフナーに乗るたびに、染色体の同化現象により死に近づく。つまりだんだんとフェストゥムに近づいていってしまうのだろう。だから一騎の手から結晶が出たりしていたのか。
乙姫曰く、マークザインと乙姫は同じような存在。それは「人でもあり、フェストゥムでもある存在」という事だろうか?
カノンを説得する一騎。きっと一騎にはカノンの気持ちが何となく分かるのだろう。
カノンは独りになった時からずっと消えてしまいたかったのだろう。だって「カノン」は親が死んだ時から存在しなかったのだから。
そして一騎も親友を傷付けたという罪悪感から強い自己否定に繋がり、消滅=死を無意識に望んでいたのだから・・・
道生はずっと弓子の為に戦っていた。どれだけ自分が傷つこうとも。たとえ人を殺そうとも・・・。弓子が居る竜宮島が平和であるようにと(T_T)
本当は島に帰りたかったのだろう。しかし帰るわけにはいかなかった。少しでも多くの敵を倒す為に。なによりも「人殺し」の自分は島に帰る事など出来はしないと。
道生が強かったのは、確固たる目的が、何事にも揺らぐ事のない意志があったからなのだろう。